来年9月の家具国際見本市への熱い想い〜新築リノベーションのフルハウス株式会社

イタリアが好きだ。

貿易の仕事に携わっていた30代の6年間、毎年約60日間はイタリアを中心とするヨーロッパに渡欧する、という生活を送っていた。

イタリア、ドイツ、北欧、ちょっと変わったところではスロベニア、クロアチア、ボスニアヘルツェゴビナなど、20代の旅行会社勤務の頃はヨーロッパへ行くといっても観光地を観て歩く表面的なものだったけれど、貿易ではメーカーさんのご家族にもお会いしたり、逆に訪日した海外の方を自宅に招いたりと、彼らの考え方や生活様式を深く感じることができた。

私のヨーロッパ好きな理由は、姉がイギリスに住んでおり頻繁にネットでやりとりしているから、イギリスに親近感を覚える、というのもある。

ちなみに妹がアメリカに住んでいるが、不思議とアメリカに行く機会は最近恵まれていない。

ヨーロッパには今の仕事(14年前から建築業を営んでいる)を始めてからも数回行っているが、行くたびに心からワクワクする感動を得られる。

極端な話、街に立っているだけでも嬉しい。

自分が風景画のような歴史を見てきたレンガと石の建物に囲まれた通りの一部になったような気持ちの良い、錯覚。

今すぐに旅行したい!そんな気持ちを押し殺しながら粛々と生活しているのである。

そんな折に、一通のメールが来た。

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キターーーッ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

2021年の9月に家具の国際見本市がミラノで開催される、という通知である。

これ、家具の展示会としては世界最大規模のものでビックサイト7個分(だったかな?)くらいの広さ(だと言えば想像できるだろうか?)に世界中から出店する家具メーカーのブースが展示されるのだ。家具だけではなく、キッチンや照明などもある。貿易時代は毎年、某イタリアメーカーの日本総代理店の責任者、出展者として参加していた。例年4月開催だが、コロナ禍のおり、今年(2020年)は実施されなかったし、来春も厳しい、というわけで9月開催にて確定された、というメールだった。

この規模になってくると、経済効果も半端ないわけで、国をあげての事業レベルだろうから、コロナ禍にあってもやはり開催していかなければ、という事情もあるのだろう。

「夢の渡欧」が突然、一歩前進して「目標」になった瞬間だ。

これを今から来年の行動計画に落とし込んで行く。

絶対に、何としても、是が非にも、行く。

但し、安全性が担保されていないワクチン接種が条件でなければ、ではあるものの。