『生命を護り、育む家⑤』のテーマは前回の「安全・安心な空気」をちょっと掘り下げて「風」ということを一緒に考えてみたいと思います。
フルハウスのミッションは、お客様にとっての「幸せリゾート空間」の創造です。
ここで言う「幸せリゾート空間」とは、
☆自分(や家族)が心からハッピーになれるところ
☆何度も訪れたいところ
☆いつまでも滞在していたいところ
と定義しています。
これはリゾートといっても、人によってそのイメージは様々。リゾートと題する専門書まである次第なので、フルハウスとお客様のリゾートを共通語にするためです。
ただ、これまで多くの人と話をしていて、「風」に対してリゾートを感じる人が多いな、という印象を受けています。
確かに、南風、と聞いただけでも、爽やかで気持ちの良いイメージが湧いてきます。
たとえジメッとした空気でも、滞らずに対流が起きていれば、それなりに快適を感じることはできます。
それゆえ窓の開放を前提としていない、高気密・高断熱で建てられているすまいにおけるこの風の存在=空気の流れは、そのまま、すまいの快適さに繋がるのです。
因みに私の自宅は高気密・高断熱以前の古い鉄筋造。
暑い寒いを長らく窓の開け閉めで調整していた次第ですが、昨今の空気の悪さ(砂埃や花粉、有害物質など)で、夜、窓を開けっ放しにしていると鼻喉に障害をきたすようになってきました。
対応策として空気清浄機を利用するようになりましたが、空気の質を高めることができただけでなく、清浄機による室内の空気の流れも起きることで快適さが格段にアップしました。
そしてそれはダイレクトに眠りの質に繋がりました。
グッスリと眠れるようになったのです。
この私自身の経験からも、これからのすまいづくりにおけるポイントの一つとして「空気の質と風を起こすこと」が「リゾート空間」づくりでとても大切であると感じています。
次回は「海」について考えたいと思います!