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ヒートショックはお年寄りだけではない❗️〜新築、リノベーションのフルハウス株式会社

朝晩の冷え込みを感じる時期になってきました。

「住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査」というタイトルの硬派なデータ書を入手したので早速パラパラと目を通してみました。

この資料、一般社団法人日本サスティナブル建築協会という団体から出されたものですが、この団体を調べるといわゆる行政のシンクタンクでした。つまり国土交通省等はこういう団体の調査に基づいてガイドラインを示しているわけです。

この資料によると、健康的な暮らしの鍵を握っているのは断熱にあります。

昨今、ヒートショックという言葉がよく言われます。一般的にはお年寄りが寒暖差で心臓発作などを引き起こすことだと認識されていますし、実際に高齢になればなるほどそのリスクは増大していますが、実は30代以上からは一定数の脳梗塞等のリスクが発生していることをデータが示しています。

断熱性能が低いということは、暑さ寒さ対策が不十分だということ。

断熱性能の低い住宅で、実際に若年層でも真夏に夜間熱中症になったという身近な例もあります。

これから冷たく寒い冬の季節が本格化していきます。

皆さんに知っていただきたいことは、実は大切なのは「暖かい家」ではありません。

暖かさを感じる家、ということは家のどこかが寒いから、逆に暖かさを感じるということだからです。

この寒暖差が身体の健康に悪影響を与えるのです。

これからの季節、暖かさ、ではなく「寒くない」家であるように住まいをリノベしたりして工夫して、健康で快適な暮らしを実現していきましょう。

そのためにできることはお手伝いします❗️

上棟式で想いがカタチになっていきます〜店舗デザイン&おうちサロン

9月下旬の見事な秋晴れの中、上棟式の日を迎えました。

現場にガッツリと積まれた建て方の材料と、それを荷揚げする赤いレッカー車の存在感に気合が入ります。

8時にセレモニースタート。

まずはお神酒とスルメで皆で乾杯。

現場での安全、安心、挨拶と整理、整頓、清掃という、大切なことをを大切にする、というフルハウス憲章の3A3Sを皆で唱和しました。

そしてオーナーHさんからのご挨拶は、奇しくも、料理が大好きだったお母様の命日という話をされ、感慨深いものがあります。

そしてこのカフェプロジェクトを見守る御神木、薄墨桜の前で皆で集合写真の撮影。

そして作業スタートです。

途中、カフェ向けの試作ケーキを頂いたり、ランチをご馳走になりながら作業が進む現場を横目に打ち合わせもすすめました。

空気が本当に爽やかでした。

無事に屋根伏せまでキッチリと収まり、これで現場が雨に濡れる心配がありません。

これからは細かな作業に入っていきます。

 

 

自宅サロン 店舗デザインの家具 雑貨選び

この週末は、カフェNeoで使うマグカップと家具選びでお施主様と瀬戸もの祭り&IKEA@長久手をぐるっと回りました。

やはり家具、雑貨は見てるだけでも楽しい‼️めちゃ楽しい。

瀬戸物祭りでは、破格のガラス製食器を見つけれた辺りから良い出会いのご縁が始まり、賑わいの中で、2組のステキな作家さんご夫婦が生み出す落ち着きとかわいさのあるマグカップとの出会いがありました。

その後IKEAに主にテーブル&チエアを見に行ったのですが、ここでも良い家具の組み合わせやら雑貨やらを確認することができて、充実の時間でした❗️

気に入った家具を、その場で組み合わせてイメージやサイズ感を確認できるのが現地で現物を見ることの良さですね。


スイーツ好きとしては、IKEAで3種類のスイーツを食べたことも大満足でした。

因みに、IKEAの家具は僕も大好きで、デザインが良いものがある反面、中古買い取りは品質レベル的に組み立て家具のため応じてもらえないので、今後検討している方はご留意くださいね。

レンジフードの選び方 マイホーム編

レンジフード考。

お施主様とキッチンメーカーをいくつかグルグルと見回りまして、今回は特にレンジフードに関してちょっとまとめてみました。

キッチンで煙が出る料理だったり、香りや匂いが強いものの調理だったりすると、部屋内にこもってしまうから、やはりレンジフードは必要ですね。

焼きそばとか油を多めに使う料理は特にこもりがちです。

強力かつ優秀な空気清浄機があればかなり緩和されますが、これがないと料理のたびに窓を開閉しなければならない、ということになりかねません。

そして、このレンジフード、種類も価格もピンキリです。

大まかに言うと定価で5万円〜20万円の開きがあります。

レンジフードは大きく分けて、排出したい空気を受ける板状パーツと、空気を吸込むタービン状のハネパーツとに分かれていて、結局それらがいかにメンテしやすいか、が選択のポイントです。

因みに、この板状パーツに違和感を覚える方は多いと思います。(画像ご参照下さい)。

空気を吸い込んで欲しいのに、それを塞ぐかのように板がある。そんなものない方が効果的に排出されるのでは?と感じませんか?

これは流体力学とか科学的根拠に基づく構造で、この構造により、むしろ効果的に排出したい空気をより多く取り込むことができるようになっています。

そう考えると、たしかに空気清浄機も機能性の高いものは、前面を板で塞ぐような構造になっていますね。

ただし、このような様々な小さな工夫の積み重ねで、メンテ、掃除のしやすさがコストに跳ね返る以上、高いレンジフードを選択するにはそれだけのこだわりがあるかどうか。

例えばタカラのホーロー製のレンジフードはメーカー各社ある中で唯一のホーロー製という特徴がわかりやすい反面、メンテしやすいと言うホーローに魅力と、コスパへの理解を感じなければ選択しづらいでしょうね。

どのくらいの頻度でどの程度のメンテをイメージしているか、を考えて、あなたにぴったりのレンジフードを決めて下さいね。

なお、油料理が多い、例えば中華料理などの業務用は機能もサイズもコストも別世界ですので、念のため。

飲食店の営業許可を取得するために必要なこととは?

飲食店の営業許可を取るには、どうすればよいでしょうか?

フルハウス株式会社の特徴の1つは、これまで関わらせていただいた新築の家やマイホーム、店舗全てが飲食店の営業許可を取得したか、または取得できる一歩手前の状態で作り込んであることです。

これは、カフェをやってみたい!という夢を持っている方が多いからだと思います。

実際、私自身もその夢を持って、過去、自宅を改築リノベーションして、カフェプロデュースをした経験もあって、保健所とのやりとりなどに慣れている、ということもあります。

カフェ経営に関しては偉そうなことは決して言えませんが、何が大切か、いかに固定費を押さえるか、経費をどうするか、アルバイトさんの教育は?と言ったことは色々と経験から学んだことはあります。

それらソフトサービス面はさておき、特に強調しておきたいのは、自宅でカフェをいずれしたい、という方の場合、今、ハード面で準備しておくことは何か?です。

これは特にこれから新築の方であれば要注意です。

飲食店を開店するために、設備、ハード面はどうすれば良いかを保健所に問い合わせると、決まりを教えてもらえます。

但し市町村ごとにローカルルールみたいなものがあるため、市町村ごとにきちんとツボを押さえる必要がありますが、概ね以下の事項は食品衛生上、共通していると思います。

⚫︎キッチンは2槽シンクであること

⚫︎キッチンと客席スペースが区画されていること(のれんではダメ)

⚫︎キッチンスペースに調理用とは別の専用手洗設備が設置があること(間口30cm深さ22cm以上)

⚫︎飲み水は水道水であること(なければ塩素滅菌装置が必要)

⚫︎ドアチェッカー(ドアクローザー)が出入口ドア及びトイレ動線の扉にあること。

⚫︎開閉する窓には網戸があること

上記のうち、特にキッチンの2槽式シンクは、後々リノベで変えようと思ったら、全交換が必要になりかねないため、注意が必要です。

あらかじめ2槽式で、なんならコールドテーブル(業務用の背の低い冷蔵庫)も仕込んでおく、専用手洗いは勘だけ仕込んでおく、と言ったことを事前対応しておけば、さほど大きなリノベーションをする必要もなく、夢を叶える一歩を踏み出しやすいでしょう。

そんな夢を持っている方は、ぜひ実現に向けて楽しんでくださいね‼️

国土交通省による「住まいのガイドライン」策定について

国土交通省から住まいのガイドラインが策定され、発表されました。

総務省の統計によれば、15年後に65歳以上の人口が全体の30%を超え、65歳以上の家族、全世帯数約20000世帯のうち、夫婦のみの世帯が30%、単独で住む独居老人の率が40%を占める、となっていて、目の前にきた未来の社会の有り様を反映しています。

と、このように表現すると、ややもすると若い人間のいない暗いイメージを持ってしまいがちですが、ここでフォーカスしたい点は、当然ながら、その分元気な高齢者が増えている、という事実がある、ということです。

平均寿命は今や男性81歳、女性87歳となりました。高齢者の体力が20年前と比べて5歳若返っている、という国の発表もあります。

国の数字を見るまでもなく、日常生活で実感もしています。

夜の外食が多い私の友人も先日、「遅くまで飲み歩いている元気な高齢者のグループをよく見るようになった。」と言ってましたし、敬愛しているI会長夫妻は、海外と国内の2拠点生活をしながらトライアスロンをやっています。

ちなみに健康寿命は平均寿命よりも約10年短い、というデータがあるので、「いかに健康であるか?」は人生を幸せに生きる上で最も大切なことですね。

ガイドラインの話に戻りますが、国交省が発表した8項目は以下の通りです。

①温熱環境がよいこと:暑い寒いがきちんと断熱によって保たれている

②外出のしやすさ:玄関や勝手口の動線が良く、バリアフリーである

③トイレ&浴室の利用がしやすいこと:最も事故が起こりやすい空間です。断熱性能やバリアフリーができていることが大切

④日常生活空間の合理化:なるべくワンフロアで生活でき、区切りの少ない広い生活環境を確保する。減築や間仕切り壁の撤去で実現します。

⑤主要動線上のバリアフリー:日常生活の快適性を向上させるために必要です。

⑥設備の導入、更新:メンテナンスが楽であること、生活に便利であること、IOT(インターネットオブシングス:ネット接続で管理できる住宅内のさまざまな機器類)などの活用

⑦光、音、匂い、湿度など:日照、採光、遮音、防音、通風などを見直す

⑧余剰空間の活用:友人や趣味の集まりのための空間

7項目までは生活上の安全や快適性の向上で、8項目目は生きがい、人間関係に関することです。

これは、人とのコミュニケーションや社会との関わりが認知症予防に効果的である、というデータに基づいています。

フルハウスがこれまで提案してきた自宅deサロン®️や、アトリエ空間の創設、ということの重要性が、国交省によっても証明されました。

人生をワクワクしながら生きていく、夢を持って行きていく、ということは、生きがいだけでなく身体的健康にとっても大切なんですね。

人生をワクワク、ドキドキ、トキメキながら生きていく。

言ってみればまさに「恋するように暮らす」を実践していきましょう!




空間プロデュースに欠かせないもの 〜ショールーム巡り


今日はcafé Neoのお施主様のHさんと、1日かけて名古屋のショールームやお店を見て回りました。

内容は、まず輸入ドアやサッシ、おしゃれな輸入の水栓金具などの設備類を取り扱っているBe Westのショールーム。次に厨房機器全般、中古も含めて色々あります、のテンポスバスターズ。内装を仕上げていく上で床材、クロス、カーテン類に不可欠なサンゲツ。そして私も大好きな、デザインがとっても豊富なタイル、ブリック類を扱う名古屋モザイクさん。

この辺りはフルハウスのショールーム巡りではド定番です。

今回は水周りの設備の確認もしたかったので、水周り設備の最大手、TOTOも閉店ギリギリに駆け込んで行きました。

これに加えて、ネットをチェックしながら、イメージをより具現化できるものをひたすら探していきます。

どのお店やショールームに行くかは、それまでの打ち合わせでイメージを固めて行くので、見当違いなところで無駄な時間を過ごすことは避けられます。

こういう交通整理的な役割は前職の貿易商社時代に培われ、鍛えられたものです。

日本全域で探すので、そこにしかお目当てのものがない、と大阪の雑貨屋さんに行ったこともあります。

Hさんのイメージにピッタリの幸せリゾート空間をプロデュースするためには、とにかくHさんの頭の中にあるものと、実際に世にでているもの、あるいはそれを加工、組み合わせすること、とのより理想的なマリアージュが必要です。

こういう時、私の役割は仲人さんに近いと言えるのかもしれません。

そして仲人さん同様、と言っても仲人経験のない私にとっては、それも想像の域を出ないものですが、紹介や提案はするけれども、それに対して最終判断はあくまでも本人が決断しなければなりません。もちろん、「これではないですよね?」的な逆説的なものを一緒に確認することで、イメージの共有化をより深めたりもします。

こういう時の私の意図は、ブレインストームによって混乱ではなくむしろ、好みを整理する狙いがあったりしっます。

「瓢箪から駒」みたいな、ひょんな事からグッドアイデアに繋がったりすることもあります。

こういうことを一般的にはコーディネーターの仕事、というのかもしれませんが、「幸せリゾート空間プロデュース」を自負するフルハウスとしては、そこに高い付加価値を作り出せているのではないかと思います。

それは、やはり私の8年半のJTB時代の国内有名旅館のほぼ制覇による大量のデザイン&おもてなし体験や、6年間の貿易時代の年間60日に渡りヨーロッパ文化、それも特に家具の文化にどっぷり浸ることで得た圧倒的な情報量が大きな支えとなっています。

単なる空間プロデュースではなく、幸せな空間プロデュースであること。

そのためには何が必要なのか、をお施主様に寄り添い、共に見出していく。

そしてそれは自分にとっても、とても楽しくて、心から幸せな時間なのです。

大げさに言えば、そのために欠かせないことの1つがこのショールーム巡りなのです‼️

私らしいカフェのあり方を求めた結果❓❗️


新築中のカフェのキッチン動線にお施主のHさんが頭を悩ませていました。

というのは、このカフェのロケーションが、淡墨桜という、岐阜ではかなりの名所の真向いにあり、4月桜満開のシーズンともなるとそこへ至るまでの道が延々と渋滞を起こすという超繁忙期があり、逆にその約2週間以外はポッカリと閑散であるという、実に良くも悪くも風光明媚な地域性なのである。

お施主様のHさんは学校の教師という職に就いていて、過去に全くサービス業、ましてや飲食店業の経験はない。

ただでさえカフェの運営について「どのようにやっていこうか?」と悩ましいことが満載であるのに、「超繁忙期にどのように対応するか?」という非常に大きな課題がある。

なるべく人の手を借りずにその時期を乗り切ろうとすれば、勢い、オートメーション対応可能なメニューやドリンクのセルフサービスなどが選択肢に入ってくる。

けれど、これらは2週間以外はむしろサービスとしてはちょっと寂しい。

そしてキッチンの様々な設備や動線、給排水の位置にも大きく影響する。

当初はそのような計画で進めてきた。

Hさんが素晴らしいのは、ここで改めて基本に立ち返ったことだ。

なんのためにカフェを始めるの❓

どうしたら私らしくカフェをやれるの❓

自分が理想とするカフェのあり方やビジョンはどのようなものなのか❓

これを突き詰めたことで、超繁忙期対策をしない、という選択に至ったのである。

これはとても勇気がいることだ。

超繁忙期に超繁忙期対応をしない、ということは見込める売上(収益)が下がることに等しいからだ。

もちろん良い点もある。超繁忙期向けの設備が全面的に不要になり、動線もスッキリする。

Hさんにとってのカフェで本当に大切なのは、そこでは無かったということ。

カフェのコンセプトであり、ブランディングの根底をなすもの。

それこそが、Hさんのカフェにかける志なのだ。

「最も大切なのは、志を明確にしてブレないこと」。と1857年に吉田松陰先生も言っている。

後悔しないための窓の選び方

窓論です。

一般的には窓について日常生活で意識して考えることってあまりないと思いますが、私は空間プロデュースの仕事上、割と多い方だと思います。

そもそも家とか建物の目的は、屋外環境を(良くも悪くも)遮断するためです。

でも、壁と屋根で全てを遮って仕舞えば、真っ暗な、味気のない、なんとも以後ごちの悪い空間でしかありません(尤も、あえてそんな空間が必要な場合もあるわけですが)。

つまり窓は、言って見れば屋外環境の良さを屋内空間に取り込むための、文字通り窓口なんですよね。

屋外の良さは、なんといっても気持ちの良い陽の光とそよぐ風。そして景観。

加えて日本には四季の移ろいというものがあるから、そのシーズンごとの季節の良さや風向き、天候、景色の変化、太陽の高度の変化など、様々な変化要素があります。

窓を設置するには、当然、これらの諸条件を含めて検討する必要があるわけです。

ある小学校の建物で、それを実感したことがあります。

その小学校、旧校舎の建て替えで木材をふんだんに使って、デザインもなかなか素敵なんですが、先生曰く、風の通りが全くなく、ために夏は極めて不快な校舎内になってしまうそうです。

おそらくそれなりの設計士さんが関わったはずですが、実際の現地調査で、そのあたりの掘り下げが不十分だったのかもしれません。

因みに自宅をカフェにした際に、都合上真っ暗になってしまう部屋の屋根に天窓をつけて、採光と通風を解消できたことがあります。

夏場の太陽の直射については布で防ぐことで解消しました。

窓を付ける際に考えることとして、以下列挙してみましたので、今後の何かのご参考にしてください。

窓を設置する時の要素。

窓の位置、サイズ、機能を決める。

1年を通して太陽や月の高さや軌跡を考慮しての光の入り方、季節毎の風の通り方、部屋内から見える景色とその移ろい、外側から見える部屋内の状態や外観のイメージ。

窓は透明なのか、すりガラスなのか、あるいはどの程度のすりガラスなのか。

窓枠の素材は何か。樹脂製?木製?鉄?あるいはその組み合わせ?色は?

以上を考慮して決めれば、まず後悔は無いと思います。

バリアフリーの本音。答えはリゾート空間

真のリゾート空間とは?

NPO法人立志教育支援プロジェクトの同志、V字研の酒井さんが主催する「新規ビジネス研究会」に初参加しました。

自身が車椅子生活を強いられている「バリアフリー解消請負人」白倉栄一さんによる、真のバリアフリーを実現するにはどうすれば良いか?を学ぶ3時間でした。

ここでまず「なるほど❗️」と思ったことは、「綺麗事ではなく、バリアフリーは儲かる⁉️」という入口が突破口であること。

言葉だけが先行してて、特に日本は遅れている現実。これを突破するのが、儲かる、という欲求に叶うことでより多くの人が取組むモチベーションに貢献する、ということ。

実際、建築面でも、対策にコスト高であったり、通常以上の労力が必要であることから、ややもすれば「あきらめる」という選択肢を選びがちです。

今後、より多くのエビデンスが明確になることで促進していくことは間違いない。

まず特別なことでなくても、対策していることをしっかりと情報公開すること。これは利用者にとっても親切で、結果、利用者の増加、リピートに繋がるから。

そして、設備や技術と言った物理的なことだけでなく、心の有様。サービス提供側の企業や団体が、高いES(従業員満足)を実現することで高いCS(顧客満足)につながる、というサービスの本質。これらの要素がリンクされたところに真のバリアフリーは存在する。

気づきの一言集約。


つまり、フルハウス流に言うと、真のバリアフリーとは、しあわせなリゾート空間を実現することに他ならないのである。