また、消滅時効の規定が改正され、「権利を行使することができる時から10年」という旧法の原則的な消滅時効期間を維持した上で、「権利を行使することができることを知った時から5年」と規定されました。
これによって施工不良が発覚した場合には1年以内の通知をした上で「発覚してから5年以内に請求」する必要があります。また「工事完了(引渡しを含む)から10年経過した場合」にも注文者は請求することができなくなりました。
やはりわかりづらいかもしれませんね。笑
でも法律用語というのはそういうものです。爆。
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空間プロデュースにおいて、照明計画は五感のうちの視覚を刺激するため、快適な空間かどうかを左右するとても大きな要素です。
また、光の陰影で空間を美しく見せることができるため、空間を演出する手段としてもとても有効なのものです。
照明は大きく分けて、全体照明(フォーカル照明)と部分照明(アンビエント照明)の2種類あります。
簡単に言えば、天井のシーリングライトはフォーカル照明で、壁や壁に飾られたアート作品などを魅せるダウンライトはアンビエント照明ということになります。
例えば、夕食を終え団欒のひと時リラックスしながらソファでゆったりと本を読んで過ごす。
こんな快適な時間を過ごすために必要な照明計画を前述のフォーカル照明とアンビエント照明との組み合わせを考え、必要な照度、明るさの種類を検討しながら決めていきます。
ステキなお店の照明計画やあなたが好きなホテルの照明計画は、機能面だけでなく、陰影による美しさなども計算されて配置されています。
それらを日常生活に取り込んで照明計画の参考にすると、日常がより豊かに彩られることでしょう。
居室において最も大切な要素の1つが、光の取り入れ方とその量です。暗くてジメジメした部屋が好きな人はまずいないでしょう。
南に面して大きな窓があることはやはり理想的ですが、様々な環境要因によって中々実現しづらいこともあります。
採光に関して言えば、一年を通して安定しているのはデータ上で実は北面の窓だったりします。
ではいかに、快適な光環境を実現するか。その解決方法の1つとして、天窓があります。
天窓の機能をデータで表すと、採光量は壁面の窓の3倍、採風量は4倍となっていて、通常の窓に比べて窓の機能としては格段のレベルです。
もっとも、「天窓は雨が漏れるのでは」と敬遠する方も多いですね。
実際に私が自宅で設置した例をお話しすると、雨漏れに関しては施工のレベル次第です、という実感ですね。
我が家では10年以上前に屋根の一部を切り取ってリノベで天窓を設置しましたが、全く問題ありません。
採光に関しては、それまで真っ暗だった部屋が光に溢れるような素晴らしい明るさを確保することができました。
真夏の天から降り注ぐ太陽光、暑さ対策でカーテン生地を設置したことで解消しています。
採風は期待以上の実感レベルで、換気は一瞬ですね。
このように、いいこと点がたくさんある天窓、という選択肢。
あなたも一度ご検討してみてはいかが?
フルハウスでもこれまでたびたび対応してきましたが、手すりを取り付ける話は国交省が定める「すまいづくりのガイドライン」の安全性を確保する手段として定番の対策です。
補助金を申請する場合は担当のケアマネさんがいる場合は、その方と一緒に打合せをして、居なければ役所の担当部署にヒアリングに来てもらい補助金申請の環境を整えます。
補助金申請のための書類は定型的で、申請書と該当する図面と仕様書(動線や、何をどのように取付けるかを表示したもの)と見積書を準備すればOKです。
役所から申請許諾の連絡が来たら、その時点で施工が可能になります。地域にもよりますが、申請から2週間程度かかる印象ですね。
手すりを取り付ける場合に、検討することは
①どこに取り付けるか?
②横棒か縦棒か?
③取付の高さは?
が中心となります。その際に動線はどうなのか?対策内容は充分に効果的なのか?インテリアとの親和性やデザインはどうか?握りの太さは?あるいは丸棒ではなく平板が良いのか?取り付ける壁や下地に補強は必要か?必要ならどのように補強するか?
なども大切な考慮すべき要素です。
具体的に手すりを取り付ける際の一定の基準もありますので、イラストをご参考にして下さい。
朝晩の冷え込みを感じる時期になってきました。
「住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査」というタイトルの硬派なデータ書を入手したので早速パラパラと目を通してみました。
この資料、一般社団法人日本サスティナブル建築協会という団体から出されたものですが、この団体を調べるといわゆる行政のシンクタンクでした。つまり国土交通省等はこういう団体の調査に基づいてガイドラインを示しているわけです。
この資料によると、健康的な暮らしの鍵を握っているのは断熱にあります。
昨今、ヒートショックという言葉がよく言われます。一般的にはお年寄りが寒暖差で心臓発作などを引き起こすことだと認識されていますし、実際に高齢になればなるほどそのリスクは増大していますが、実は30代以上からは一定数の脳梗塞等のリスクが発生していることをデータが示しています。
断熱性能が低いということは、暑さ寒さ対策が不十分だということ。
断熱性能の低い住宅で、実際に若年層でも真夏に夜間熱中症になったという身近な例もあります。
これから冷たく寒い冬の季節が本格化していきます。
皆さんに知っていただきたいことは、実は大切なのは「暖かい家」ではありません。
暖かさを感じる家、ということは家のどこかが寒いから、逆に暖かさを感じるということだからです。
この寒暖差が身体の健康に悪影響を与えるのです。
これからの季節、暖かさ、ではなく「寒くない」家であるように住まいをリノベしたりして工夫して、健康で快適な暮らしを実現していきましょう。
そのためにできることはお手伝いします❗️
9月下旬の見事な秋晴れの中、上棟式の日を迎えました。
現場にガッツリと積まれた建て方の材料と、それを荷揚げする赤いレッカー車の存在感に気合が入ります。
8時にセレモニースタート。
まずはお神酒とスルメで皆で乾杯。
現場での安全、安心、挨拶と整理、整頓、清掃という、大切なことをを大切にする、というフルハウス憲章の3A3Sを皆で唱和しました。
そしてオーナーHさんからのご挨拶は、奇しくも、料理が大好きだったお母様の命日という話をされ、感慨深いものがあります。
そしてこのカフェプロジェクトを見守る御神木、薄墨桜の前で皆で集合写真の撮影。
そして作業スタートです。
途中、カフェ向けの試作ケーキを頂いたり、ランチをご馳走になりながら作業が進む現場を横目に打ち合わせもすすめました。
空気が本当に爽やかでした。
無事に屋根伏せまでキッチリと収まり、これで現場が雨に濡れる心配がありません。
これからは細かな作業に入っていきます。
この週末は、カフェNeoで使うマグカップと家具選びでお施主様と瀬戸もの祭り&IKEA@長久手をぐるっと回りました。
やはり家具、雑貨は見てるだけでも楽しい‼️めちゃ楽しい。
瀬戸物祭りでは、破格のガラス製食器を見つけれた辺りから良い出会いのご縁が始まり、賑わいの中で、2組のステキな作家さんご夫婦が生み出す落ち着きとかわいさのあるマグカップとの出会いがありました。
その後IKEAに主にテーブル&チエアを見に行ったのですが、ここでも良い家具の組み合わせやら雑貨やらを確認することができて、充実の時間でした❗️
気に入った家具を、その場で組み合わせてイメージやサイズ感を確認できるのが現地で現物を見ることの良さですね。
スイーツ好きとしては、IKEAで3種類のスイーツを食べたことも大満足でした。
因みに、IKEAの家具は僕も大好きで、デザインが良いものがある反面、中古買い取りは品質レベル的に組み立て家具のため応じてもらえないので、今後検討している方はご留意くださいね。
国土交通省から住まいのガイドラインが策定され、発表されました。
総務省の統計によれば、15年後に65歳以上の人口が全体の30%を超え、65歳以上の家族、全世帯数約20000世帯のうち、夫婦のみの世帯が30%、単独で住む独居老人の率が40%を占める、となっていて、目の前にきた未来の社会の有り様を反映しています。
と、このように表現すると、ややもすると若い人間のいない暗いイメージを持ってしまいがちですが、ここでフォーカスしたい点は、当然ながら、その分元気な高齢者が増えている、という事実がある、ということです。
平均寿命は今や男性81歳、女性87歳となりました。高齢者の体力が20年前と比べて5歳若返っている、という国の発表もあります。
国の数字を見るまでもなく、日常生活で実感もしています。
夜の外食が多い私の友人も先日、「遅くまで飲み歩いている元気な高齢者のグループをよく見るようになった。」と言ってましたし、敬愛しているI会長夫妻は、海外と国内の2拠点生活をしながらトライアスロンをやっています。
ちなみに健康寿命は平均寿命よりも約10年短い、というデータがあるので、「いかに健康であるか?」は人生を幸せに生きる上で最も大切なことですね。
ガイドラインの話に戻りますが、国交省が発表した8項目は以下の通りです。
①温熱環境がよいこと:暑い寒いがきちんと断熱によって保たれている
②外出のしやすさ:玄関や勝手口の動線が良く、バリアフリーである
③トイレ&浴室の利用がしやすいこと:最も事故が起こりやすい空間です。断熱性能やバリアフリーができていることが大切
④日常生活空間の合理化:なるべくワンフロアで生活でき、区切りの少ない広い生活環境を確保する。減築や間仕切り壁の撤去で実現します。
⑤主要動線上のバリアフリー:日常生活の快適性を向上させるために必要です。
⑥設備の導入、更新:メンテナンスが楽であること、生活に便利であること、IOT(インターネットオブシングス:ネット接続で管理できる住宅内のさまざまな機器類)などの活用
⑦光、音、匂い、湿度など:日照、採光、遮音、防音、通風などを見直す
⑧余剰空間の活用:友人や趣味の集まりのための空間
7項目までは生活上の安全や快適性の向上で、8項目目は生きがい、人間関係に関することです。
これは、人とのコミュニケーションや社会との関わりが認知症予防に効果的である、というデータに基づいています。
フルハウスがこれまで提案してきた自宅deサロン®️や、アトリエ空間の創設、ということの重要性が、国交省によっても証明されました。
人生をワクワクしながら生きていく、夢を持って行きていく、ということは、生きがいだけでなく身体的健康にとっても大切なんですね。
人生をワクワク、ドキドキ、トキメキながら生きていく。
言ってみればまさに「恋するように暮らす」を実践していきましょう!
今日はcafé Neoのお施主様のHさんと、1日かけて名古屋のショールームやお店を見て回りました。
内容は、まず輸入ドアやサッシ、おしゃれな輸入の水栓金具などの設備類を取り扱っているBe Westのショールーム。次に厨房機器全般、中古も含めて色々あります、のテンポスバスターズ。内装を仕上げていく上で床材、クロス、カーテン類に不可欠なサンゲツ。そして私も大好きな、デザインがとっても豊富なタイル、ブリック類を扱う名古屋モザイクさん。
この辺りはフルハウスのショールーム巡りではド定番です。
今回は水周りの設備の確認もしたかったので、水周り設備の最大手、TOTOも閉店ギリギリに駆け込んで行きました。
これに加えて、ネットをチェックしながら、イメージをより具現化できるものをひたすら探していきます。
どのお店やショールームに行くかは、それまでの打ち合わせでイメージを固めて行くので、見当違いなところで無駄な時間を過ごすことは避けられます。
こういう交通整理的な役割は前職の貿易商社時代に培われ、鍛えられたものです。
日本全域で探すので、そこにしかお目当てのものがない、と大阪の雑貨屋さんに行ったこともあります。
Hさんのイメージにピッタリの幸せリゾート空間をプロデュースするためには、とにかくHさんの頭の中にあるものと、実際に世にでているもの、あるいはそれを加工、組み合わせすること、とのより理想的なマリアージュが必要です。
こういう時、私の役割は仲人さんに近いと言えるのかもしれません。
そして仲人さん同様、と言っても仲人経験のない私にとっては、それも想像の域を出ないものですが、紹介や提案はするけれども、それに対して最終判断はあくまでも本人が決断しなければなりません。もちろん、「これではないですよね?」的な逆説的なものを一緒に確認することで、イメージの共有化をより深めたりもします。
こういう時の私の意図は、ブレインストームによって混乱ではなくむしろ、好みを整理する狙いがあったりしっます。
「瓢箪から駒」みたいな、ひょんな事からグッドアイデアに繋がったりすることもあります。
こういうことを一般的にはコーディネーターの仕事、というのかもしれませんが、「幸せリゾート空間プロデュース」を自負するフルハウスとしては、そこに高い付加価値を作り出せているのではないかと思います。
それは、やはり私の8年半のJTB時代の国内有名旅館のほぼ制覇による大量のデザイン&おもてなし体験や、6年間の貿易時代の年間60日に渡りヨーロッパ文化、それも特に家具の文化にどっぷり浸ることで得た圧倒的な情報量が大きな支えとなっています。
単なる空間プロデュースではなく、幸せな空間プロデュースであること。
そのためには何が必要なのか、をお施主様に寄り添い、共に見出していく。
そしてそれは自分にとっても、とても楽しくて、心から幸せな時間なのです。
大げさに言えば、そのために欠かせないことの1つがこのショールーム巡りなのです‼️
NPO法人立志教育支援プロジェクトの同志、V字研の酒井さんが主催する「新規ビジネス研究会」に初参加しました。
自身が車椅子生活を強いられている「バリアフリー解消請負人」白倉栄一さんによる、真のバリアフリーを実現するにはどうすれば良いか?を学ぶ3時間でした。
ここでまず「なるほど❗️」と思ったことは、「綺麗事ではなく、バリアフリーは儲かる⁉️」という入口が突破口であること。
言葉だけが先行してて、特に日本は遅れている現実。これを突破するのが、儲かる、という欲求に叶うことでより多くの人が取組むモチベーションに貢献する、ということ。
実際、建築面でも、対策にコスト高であったり、通常以上の労力が必要であることから、ややもすれば「あきらめる」という選択肢を選びがちです。
今後、より多くのエビデンスが明確になることで促進していくことは間違いない。
まず特別なことでなくても、対策していることをしっかりと情報公開すること。これは利用者にとっても親切で、結果、利用者の増加、リピートに繋がるから。
そして、設備や技術と言った物理的なことだけでなく、心の有様。サービス提供側の企業や団体が、高いES(従業員満足)を実現することで高いCS(顧客満足)につながる、というサービスの本質。これらの要素がリンクされたところに真のバリアフリーは存在する。
気づきの一言集約。
つまり、フルハウス流に言うと、真のバリアフリーとは、しあわせなリゾート空間を実現することに他ならないのである。