岐阜市立陽南中学校で「志授業」を実施しました〜志教育

2月19日、母校でもある岐阜市立陽南中学校2年生170名を対象に「志授業」を実施しました。
今回は生徒の中に私の次女と、NPO岐阜立志教育支援プロジェクトの立ち上げを尽力された井上会長のお孫さんもいるという大変名誉でラッキーな巡り合わせを頂きました。

2年前に同校で実施した際に、長女がいた場面の記憶が蘇ります。

こういう場面で父と娘が向かい合わせるということのご縁や機会を、本当にありがたく感じています。

こういう活動をやってきた甲斐があったな、とつくづく思います。

これこそ夢と志が、人生の道を切り開く、ということを表しているのだと感じます。

 

画像は学校エントランスにご準備いただいた歓迎看板をパチリ。

中古住宅、中古物件をチェックする際に必要なこと〜シェアオフィス、新築、リノベーションのフルハウス株式会社

クライアント様からのご要望で、市街地の中心部にある中古物件のリサーチをしてきました。

まちづくり再開発を目的にした店舗、商業施設を内包している400坪程度の鉄筋コンクリート造の築40年超物件です。

飲食業を中心にした商業利用の複数の店舗テナントを招致する必要があるため、単なる建築業サイドだけではなく、テナントの借主さんの気持ちになって現場チェックしてきました。

テナントさんの気持ちというのはまず環境面、ロケーション、周囲の店舗や駐車場の確保、テナントの使い勝手、ワクワクや素敵を自分が感じるかどうか、と言った商業施設としての、ビジネスの可能性を感じられるか否か、ということです。

建築サイドとしては、主に2つのポイントがあります。

まず法規的な課題があるかどうか、です。

商業施設は建築基準法、都市計画法だけでなく、特に消防法が関わってくるため、特に現状の構造、動線や火災時の避難経路が法律に抵触しないかどうかが重要です。簡単なリノベーションで対応できれば良いですが、往々にして後から大きなトラブルに発展するリスクがあります。そしてこれはコストや信用に跳ね返ります。

次に現在の状態が建築設備的にどうかです。

建物自体が古い場合、構造的なものは見た目だけでは推し量ることはできません。よしんば図面や仕様書があるにしても、特に昭和56年の改正建築基準法以前の建築物はどこまで図面を信用して良いかもわかりません。

ですので構造に関しては、コストと時間をかけて調査するしかありません。

その他は目視でもわかる箇所、特に雨漏れの状況や躯体のひび割れ、シロアリの可能性、給排水設備や空調設備の古さなどの状態をチェックします。

それらを踏まえた上で、クライアント様がイメージやビジョン、コンセプト「どのようにしたいか」を明確にするお手伝いをしていきます。

まずは全体のビジョンを決めて、実現に至る優先順位を決めること。(当然収益を上げる箇所の改善が最優先でしょう)そして全体予算を決めて、そこに落とし込む線引きを決めること。

今回のように古い鉄筋コンクリート造の場合は、規模の小さなリフォームでも高額になる可能性があるため、最後に以上2点をアドバイスしました。