目には見えない大切なこと

夏真っ盛りですね。

屋外で仕事をしておられる方、職人さん達には頭が下がります。

元々暑がりの私ですが昨夏、一日中外にいたら帰宅してから頭がジンジンして怖い思いをしたので、この夏はなるべく真昼時間帯は屋内で実務や打合せをする様に心がけています。

とにかく水分と塩分補給で健康に夏を乗り切りましょう!!

 

さて、今回、ありがたい出来事があります。

それは準備から3年がかりの公共工事入札で、初落札ができたこと。

経営審査を受けるための準備から始まり、案件に応札できる体制が取れるまで、まあまあ結構な労力でした。

応札するにも、案件の応札申し込み申請、調査、打合せ、金額算定など、重要な現場監督さんの業務的協力が必須で、入札業務におけるパートナーシップ,やり方をあれこれ模索しつつ進めてきました。

 

それでどうにかやっと応札できるようになり、直近の過去2回のトライアル&エラーの結果、落札するための条件などもちょっと見えてきて、専用のソフトの導入の必要性も感じました。

で、3度目の正直の今回。

偶然にも地元且つ私の出身校でもある高校の改修工事の指名入札でした。

これは是非獲得したい!フルハウスの実績にしたい!

と思いつつも、入札期日間際まで、夏季休暇中の企業クライアント様のいくつもの工事段取りと最終打合せ、さらには紹介でバタバタっと決まったリノベーションの対応等にチーム全体が忙殺されて、正直なところギリギリになって「チームが対応できないなら、やはり辞退するしかないのか」という気持ちも浮かんできました。

しかし!やはり獲得したい気持ちが強かった。

入札は目の前ですが、工事自体は冬季なので余裕もあります。

結局、電子入札(手元のパソコンで購入した機材を使って入札に参加する方法)リミットは間に合わず、翌日の紙入札(入札書類を会場の高校に届ける,という旧来の方法)に変更しての入札当日。

算定金額は、ダウンロードした1回のみ体験利用できるソフトを使って、内訳は現場監督との主に電話ーティングで大所を算出。

入札は最低落札価格が設定されていて(この金額がわからないところがミソですが)低すぎると失格。

金額が高すぎても、低すぎてもダメなのですね。

時間ギリギリまで38枚の内訳書の作成に向き合い、なんとか完成。

提出できたのはなんと、リミットの2分前でした。

全く自慢にならないそんなバタバタな舞台裏だったのですが、取組み中、なぜか落札できる自信に似た感覚がありました。

それは、指名から入札書提出までの流れの中で、不思議と導かれるように感じたこともあります。

高校の事務局の方の実に好意的な対応。

一度だけ無料で使える入札専用ソフトを直前に見つけたこと。

38枚の書類の作成、訂正を間際で手伝ってくれた人がいたこと。

ギリギリで間に合った会場までの距離。

 

なので落札通知メールが来た時は、フルハウスに決まったと確信しましたね笑。

 

初となる公共工事、それも自分が卒業し後輩達が使ってきた施設の工事の実施に向けて、これからさらに自分の役割とフルハウス株式会社としての仕組みを確立することの大切さを感じています。

と同時に、自分が目に見えないものに導かれていること、守られていること。

そんな自分を信じて、周囲を信じて進めていくこと。

パートナーシップとファミリーシップ。

しっかりと胸に刻みます!!