『生命を護り、育むくらし①~「命を救う食卓革命」を見て』

先日、アメリカのドキュメンタリー映画「フォークス・オーバー・ナイブズ 命を救う食卓革命」を見ました。

最近いくつかの食に関する健康をテーマにしたドキュメンタリーを見ましたが、今回の作品にも共通しているテーマがあります。

それは、医者の開祖といわれるヒポクラテスの言葉で表されています。

曰く、「汝の薬は食事とせよ」。

 

食事だけが人間の身体を本来の健康な状態にすることができる。

なぜなら現代医療(薬や外科的治療)は根本原因を治癒しないからです。

 

このドキュメンタリーが主張しているメインストリームは。。

 

・食事は生活と伝統の中心である。

・ところがその食が私たちの病気の原因となっている。

・大人の食生活の影響で子供達にそのリスクをもたらしている。

・医療費は膨れ上がり、心疾患、脳卒中、ガン、糖尿病は増える一方である。

・現代医療(特に薬)は原因を治癒するものではなく、症状を抑えるだけである。

・アメリカの食生活は極めて危険なものが喧伝され、また食されている。

・それは過去の誤った認識と商業優先による故意のプロパガンダが原因である。

・動物性たんぱく質は実際には健康よりもガン細胞の促進に貢献するデータがある

・乳製品は子牛にとっての完全食で人間には無意味。

・動物性ではなく、植物性のたんぱくが望ましい

・菜食に切り替えることは、肉体だけでなく、メンタルにも良い影響をもたらす。

 

そもそも、人間は構造的に犬やライオンやクマではなく、ゴリラやチンパンジーに近いわけです。そして彼らは肉は食べない。菜食なんですね。

 

自分たち大人ではなく子供たちのことを考えると、しっかりと知識を身につけて、少しでも健全な食卓を囲みたいものですね。